三島さんによる、詩人ジャン・コクトーへの純粋な「少年時代からの憧れ」が綴られている芸術断想。
パリで、彼の芝居の稽古場で本人に会った時の嬉しそうな様子!
そして的確にコクトーの真髄を、豪華絢爛な言葉で表現していて、コクトーを読むよりコクトーを理解した気にさせる。やはり天才なのだ。
で、コクトーの映画が見たくなり今日選んだのは
1949年公開 ジャン・コクトー監督「オルフェ」
音楽ジョルジュ・オーリック
ギリシャ神話を現代に置き換えていて、冥界から死神の使者が、オートバイに乗ってやってくる。
大人のためのおとぎ話し。冥界に旅したり、ラジオで繋がったりして楽しかったな。ラジオからベートーヴェンの声やシューマンの声が聞けたらどんなにいいかしらん。